豊中市を施工対象としている住宅会社のうち、子育て住宅のプランを持つ3社をご紹介します。各社の施工例について、子供の成長に良い住環境を研究する教育環境設定コンサルタントの松永暢史さんに解説いただきました。「子育て住宅」と一括りにいっても、住宅会社によってその特徴は様々。ご家庭の子育て方針に合ったお家を探してみてください。
慶応義塾大学文学部哲学科卒業。「受験のプロ」として音読法、作文法、サイコロ学習法、短期英語学習法など、子どもの才能を伸ばす数々のメソッドを開発。長年の経験から、教育環境設定コンサルタントとして家庭内の教育環境の改善にも尽力しており、著書『男の子を伸ばす母親は、ここが違う!』(扶桑社刊)は30万部のベストセラーに。そのほか、『賢い子どもは「家」が違う!』(リベラル社)『男の子は10歳になったら育て方を変えなさい!』(大和書房刊)など多数。
能力を引き出す空間設計で
自然に賢い子どもが育つ家
株式会社リブランド
空間コンセプトを学研と考案
元気に遊んで成長を促す家
パナソニックホームズ
脳科学のエビデンスに基づき、子どもの能力を引き出す工夫が詰まった住宅「cocochie KIDS」を手掛けています。
建築には、家づくりのプロである一級建築士だけでなく、乳幼児の育脳教室で有名なEQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミーの認定講師・現役講師や、教育業界に長年携わり「子どもの能力を引き出す家づくり」研修を修了しているスタッフなど教育のプロも参画。子どもの地頭を鍛えるリビングの環境設定、心と身体に良い影響を与える建材の採用など、知見を活かして多方面から子どもの成長にアプローチしています。
子育て住宅として特徴を持っているだけでなく、「住宅会社」としての実力は、省エネ・住宅性能のを評価する「ハウスオブザイヤーインエナジー2018」の優秀賞に選ばれる※ほど。技術に自信があるからこそ、ハウスメーカーと同等の保証期間となる60年保証を用意し、子どもの成長と家族に優しい家づくりを行っています。
※参照元:株式会社リブランド公式HP(https://www.liveland.co.jp/topics/news/20190403-16-2/)
リビングを見渡せるだけでなく、2階への階段まで目が届くキッチンになっているので、親が子どもの動きを確認しやすい家になっていますね。子どもが思春期になっても家族の会話を絶やさない、良い間取りだと思います。心も頭も育てるには、家族のコミュニケーションが欠かせませんから。
お子さんが複数いらっしゃるご家庭であれば、お子さんの成長に合わせて部屋を仕切れる家の作りは大変便利かと思います。子どものころは親や兄弟の気配が感じられるようオープンに、思春期に入ったら密室にするのが理想の子ども部屋です。
キッズマネースクール
「今後10~20年で今ある仕事の47%がなくなる」※といった試算結果がでているなか、子どもたちが今以上に厳しい世界を生き抜けるよう、親子で正しいお金の知識を学ぶことを目的に開催されているイベントです。4~8歳までのお子さんとご家族を対象に、子どもにもわかりやすいクイズ形式で楽しくお金の知識を伝えています。家づくりのイベントはもちろん、教育に特化したイベントを行えるのは、教育のプロが在籍する株式会社リブランドならでは。Web開催もあるため、気になる方はお問い合わせください。
※参照元:総務省(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd145210.html)
パナソニックホームズの子育て住宅「KODOMOTTO(こどもっと)」は、乳幼児教育の大手「学研」が空間コンセプトの開発に携わっています。
子どもの「運動神経」や「学ぶ意欲」を引き出すことを目的とした環境づくりに注力しており、子どもの身体能力を引き出す「ボルダリングウォール」、集中力が高まる「秘密基地」など、他の大手ハウスメーカーではあまり見られないアイディアを提案。
子育て住宅といいつつも「家族みんなで成長できる家」であることも大切にしており、家族のコミュニケーションを意図的に増やすダイニングやキッチンの設計も魅力です。
自分だけのスペースや収納を与え、「自分で片づけること」をルール化することは子どもの責任感を育てます。「自分だけのスペース」は、どのような広さでも空間でも構いません。お子さんがまだ小さいうちはリビングにバスタオルを一枚敷いて、その上で遊ばせるだけでも良いのです。子どもが気に入るかどうかを一番に考えて採用することで、「自分でやる」という自主性の芽生えにもつながります。
街かどモデルハウス見学会
等身大の家づくりを体験できる「街かどモデルハウス見学会」のうち、奈良県と福岡県にあるモデルハウスで「KODOMOTTO(こどもっと)」の空間を体感できます。子どもにうれしい、おうち時間を充実させるための工夫がたくさん詰まっているので、家族で足を運んでみてはいかがでしょうか。リモートでの見学会も開催しているようです(※2021年5月現在)。
※参照元:パナソニックホームズ公式HP(https://homes.panasonic.com/kyoten/detail/003007/)
子育て注文住宅「kiduki(きづき)」など、子育て世帯に向けた住宅プランを多く揃えているユニバーサルホーム。「子どもとママを守る家づくり」をテーマに、子育てに励むママの声を取り入れたプランを開発。子育てのストレスや家事の手間を減らすアイディアを採用していることから、「ミキハウス子育て総研」から「子育てに優しい家」として認定されています。
また、子どもが安全に過ごせるよう、事故につながりそうな要素を排除することはもちろん、床暖房を取り入れ部屋の寒暖差をなくしたり、採光を多く取り入れて明るい部屋を保つなど工夫。幼いうちだけではなく、子どもが大きくなってからものびのびと暮らせる間取りを提案しています。
子どもの安全に配慮した家づくりというのはごく当たり前のことではありますが、改めて意識してみると意外と見落としているものです。親が理想とするデザインを重視するあまり、事故につながりそうな隙間や角ができていたり、家族の動きが見えない間取りになっていたり…。どの住宅会社に依頼するにしても、子どもの成長を重視して家を建てるのであれば、子ども目線での危険を意識しておきましょう。
親子でクラフト体験
2021年5月現在、ユニバーサルハウス岸和田店では親子で参加できるイベントを開催していないようです。過去には、「親子で楽しくクラフト体験」や「ふれあい動物園」など様々なイベントが行われていました。次回の開催については、公式HPからお問い合わせください。
【特集】子育て住宅に特化した
豊中市の注文住宅会社3選はこちら
株式会社リブランド
引用元:株式会社リブランド公式HP(https://www.liveland.co.jp/works/new/子どもたちの好奇心をくすぐる家/)
パナソニックホームズ
引用元:パナソニックホームズ公式HP(https://homes.panasonic.com/common/kosodate/concept/kiban.html)
ユニバーサルホーム
引用元:ユニバーサルホーム(https://www.universalhome.co.jp/works/353.html)
※豊中市を施工対象としている住宅会社のうち、
子育て住宅のプランを持つ3社をご紹介します(2021年4月時点の情報をもとに調査)。